『ロマナスの末裔』-12
「…お父さん……私にも…」
口元を唾液で濡らす麻美が振り返る。慎吾は初めて見た。いつもの幼さが感じられぬ、淫妖な娘の目を。
その瞬間、慎吾の中で何かが斬れた。
麻美の尻肉を両手で開くと、秘部にむしゃぶりつく。娘の性器に激しく舌を這わせる。
「ふぁ!ああぁぁ…」
慎吾は身体を起こすと、麻美の唇を奪い乳房を強く揉みしだくと、全身を舐め回した。
「ああ!麻美!麻美!」
慎吾は娘の性器に己の性器を埋めると、狂ったように腰を振り続けた。
それはまるで、晶子と初めて交わった日のようだった……
ー翌朝ー
カーテンの隙間から差し込む光で麻美は目を覚ました。
半身を起こそうとする。と、下腹部に痛みがはしる。
(あれは夢じゃなかったんだ)
慎吾の顔を覗く。まだ寝息を立てている。二人とも裸で眠っていたのだ。
麻美はそっと慎吾の身体にすがりつく。今までと違い、何もかも満たされている感覚を覚える。
(これから、ずっと一緒だよ…)
再び慎吾の顔を見る麻美。鼓動が速くなり、胸が熱くなる。
(あっ…)
秘部の蜜が再び湧きあがり、身体が父親を求めていた。
もう、止まらなかった。
「お父さん…起きて」
肩を揺する麻美。慎吾は目を覚ました。
「おはよう、お父さん」
やや、はにかみながら麻美は言うと、まだ寝ぼけている慎吾に唇を重ねた。
ちゅっ
「麻美…」
慎吾はまだ寝ぼけているのか、不思議なモノを見る目で麻美を見る。
「お父さん…」
麻美は笑顔で慎吾に言った。
「これからは、お母さんの替わりに私を使って…」
そう言うと慎吾の淫茎に顔をうずめた。
「麻美……あぁ」
わずかの刺激で、慎吾のモノは硬く反った。
麻美は慎吾の身体に馬乗りになると、父親のモノに手を添えてゆっくりと身を沈めた。
「ふぁ…あ…あん…」
二人は親子では無くなった……
…「ロマナスの末裔 完」…