戦いと戦い…1-2
『それにお前峰中の崇だろ?峰中の崇の喧嘩が見れるなんてあんまりないしな♪』
『なんやこいつそない有名なんか?』
『有名も有名さ〜中学時代タイマン負け無しここらの奴等じゃ知らない奴はいないよ』
『ほ〜やっぱり俺の目に狂いはなかったな』
と言いながら文夫も肩を組んでくる
「んじゃそろそろ行くか?先輩達をあんまり待たせると怒られるだろ?」
『ハハハ(笑)なんやそれ今から怒られに行くんやないかい』
と冗談をいいながら校門をでて護国神社に向かった
護国神社へは学校から歩いて10分ぐらいの小さな神社だ
出入口は鳥居の下の道の1つだけ喧嘩するには良いところだな
と思いながら境内の方へ歩いて行った
そこには10人いや9人のいかにもヤンキーですという風体の輩が立っていたその真ん中に居た男が
『おい、お前が崇か?』
「あぁ」
『こいつ等はなんだ?助っ人か?』
「違う…クラスメイトだ」
『まぁなんでもいいや、なんで呼び出されたか分かってるか?』
「さぁ?」
『中学じゃ無敵とか言われて調子乗ってたみたいだがこの学校であんまり調子に乗ると痛い目みるぞ?』
「俺は調子になんて乗ってない…話はそれだけか?用がないなら帰らせて貰う…」
『まだ終わってねえよ!!!!!今日は忠告だけのつもりだったがやっぱりシメる!!!!!!』
「はぁ…やっぱりか…それでタイマンか?それとも全員でシメるか?」
『タ…タイマンだよ!!!!!』
『ハハハ(笑)あのオッサンもう崇に飲まれてやがるぜ?オッサン無理せんて全員でシメとき?』
と文夫が茶化す