SLOW START-3
「んっはぁあっ」
爪先がぴんと伸びる。
足を突っ張って体に残る泡をクリに塗り少し指を早める。泡の音がいやらしく聞こえる。
くちっくちゅちゅ
…やばい止まらない…
「あ、んんっはぁ」
…なんか変な感じ…お腹の奥が熱くてなんかあがってくるぅ
「あっい…はっんあ!」
目の前が一瞬明るくなり吸いっぱなしだった息を吐き出した。
「…今の何?!」
気持ち良くて夢中になっていた。
気付くとクリの下辺りからトロトロしたものが出ていた。
すごい…こんなに凄いんだ…二人で、誰かとするエッチってどこまでいくんだろ…
ハッと我に返って体を洗い流す。ほてりすぎた体を鎮めるためにシャワーを水に切り替えて頭からかぶった。
水を止めてドアを開けた。ちょうど着うたが鳴り始めた。
あたしは巻きかけていたタオルを落として携帯に飛び付いた。
【初めまして。ユウキって言います。さくらから紹介されたんだけど、話聞いてた?】
つづく