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ひとりぼっち。
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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ひとりぼっち。-1

愛される事に、
慣れてるあなたは、
当たり前のように、
あたしに愛される。


じゃあ、
愛されることに、
不慣れなあたしは、
どのように、あなたに
愛されればいい?



求められれば、
求められる程に、
空虚になっていく、
ココロとカラダ。


満たされれば、
満たされるほどに
カラになっていく、
ココロとカラダ。


いつまでも繰り返される
終わりのない、絵空事。


土台の脆いビル。
積み重ねれば、
危うく、傾き、
崩れ去る。


ねぇ、あなたは、
何を、見てる?


お願い。
ちゃんと、
あたしを、
見てよ。



時間だけが、
浪費されて、
アタシ達は、
何も、築けなかった。

愛情だけが、
垂れ流されて、
アタシ達は、
何も、気付けなかった。



『さよなら』さえ、
適当ではない、
アタシ達の関係は、
また、
迷路に、迷い込む。


濡れれば、
濡れるほど、
渇いていくあたしを、

お願いだから、

ちゃんと、見てよ。


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