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[可愛い彼]
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『イジワルな彼〜ときめき〜*ヒロside』-1

俺、嶋田ヒロ23歳、役者。‥のハズなんだけど、まだ納得出来る演技は出来ていない。
来る仕事、来る仕事モデルやエキストラばっか。映画のオーディションは落ちるし。
“あぁー胸クソわりぃ!!”
そんな俺にもマネージャーが就いて早、三カ月。決して仕事が出来る訳じゃないけど、一生懸命なのがいい。この前も俺の仕事取る為にホテルとか行っちゃうし。
何か放っとけないんだよな。
[あぁー何でモデルの仕事ばっかなんだよ!]
ービクッ!!
“あっ…ビビらせちゃったか?”
[‥ま、まぁまぁ、これからですよ!?それに来週●○ドラマのオーディションじゃないですか!一緒に頑張りましょうよ!]
“こーゆー真っ直ぐな所いいんだよな。”
[…ずいぶん張り切ってんじゃん。それって俺のタメ‥だったりする?]
[ち‥違、違います!いや、違わないけど…!私はただ‥]
“あぁ〜真っ赤になっちゃって”
[ハイハイ。分かってますよ。]
[もぉ、からかわないで下さいよぉ‥]
『ドキーン!』
“何だ、あのアヒル口!ワザとか?ワザとやってんのか!?”
[……何が?]
俺は恥ずかしくなり、トイレへ逃げ込んだ。
ーバタン。
“‥何だよ。アイツ。あんな可愛かったっけ?
”ーハッ!
“何考えてんだ。俺は!こんなんだから俺はダメなんだ!気合い入れねーと!!…………でも可愛かったな。”
*続く*


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