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箱庭
【ファンタジー 官能小説】

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箱庭-6

「痛いの?お嬢ちゃん。でもね、すぐに気持ちよくなるよ。ほら、お嬢ちゃん。力抜いて」

「嫌ぁ、もう許して。抜いてよぉ」

「もう、終わるかね。いま、い・いく・から」

「!駄目ぇ!出さないで!」

おじさんの言葉が何を意味するか分かった。生で挿入されれば膣内に射精されなくても妊娠する可能性があるのは知っている

手遅れかもしれないけど少しでも危険を回避したい気持ちが膣内でも射精を拒んだ

「ふぉう、おお、出てるよ。お嬢ちゃんのキツキマ○コの中におじさんのセーエキが出てるの分かる?」

「イヤァ…妊娠しちゃうよぉ」

「お嬢ちゃんのマ○コ、凄くいいから抜かずにまだできそうだよ」

「もう、離してください。私を、家に帰しいて…」

「いいねぇ。お嬢ちゃんの家で続きを」…

ぴぴぴぴぴぴぴぴぴっぴぴぴぴぴぴぴぴぴっぴぴぴぴp…

携帯電話のアラームに私はベッドの上で身体を起こしていた

体中熱く汗をかき、アソコはびしょびしょに濡れていた

とても怖い夢だったけどとても満たされた感じがしていた

朝からシャワーを浴びて家族に色気づいてると小言を言われたがそんなことは気にならなかった

(なるほどすばらしい夢だ)

その日の私は鬱とは無縁で我ながら楽しく過ごせたと思った

それから毎日枕元に箱を置いて淫らな夢を見た

公園から土手沿い、廃ビルや建築中のビルに学校などナド

男の人も子供からお年寄りまで

箱の中はいろんな背景でごちゃごちゃになってもはや公園なのか建物の中なのか分からなくなっていたが、かえってランダムに見ることができた

私は次第に起きるのが辛くなってきた

起きていると満たされない現実に不安を覚えた

(ああ、このまま夢の中で犯され続けたい)

そして今夜も箱に願いをかけて布団に潜った


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