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箱庭
【ファンタジー 官能小説】

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箱庭-4

今日もつまらない学校が終わって空が紅く染まり始めた頃に下校する

いつもの帰り道、公園の前を差し掛かる

子供達が数人ブランコや砂場で遊んでいた

私は結局騙されたんだなと悔しさ、笑いたい衝動半々に公園に入っていった

私はベンチに座って子供達を眺める

脇目も振らず遊びに専念する子供に羨ましさを覚えた

「ねぇ、お嬢さん暇?」

はっとして顔を上げると、いかにも軽薄な男が2人私に声をかけてきた

(やだな、関わりたくない)

私は無言で立ち上がり、帰ろうとすると別にもう一人が私の前に立った

「ちょっと、それはつれないんじゃないかな?話だけでもしようよ」

私は無視して駆け出そうとすると腕を捕まれる

「離してください!声を上げますよ!」

男達はヘラヘラ笑い、応じようとしない

それどころか私を抱きしめた

「!?嫌!離して!誰かぁ!!」

男達はボールでパスを回すように私を突き押した

私は踏み止まり、逃げようとするが、男達の力は強い

「嫌!やめてよ!触らないで!!」

脚が縺れ、地面を滑る

白い制服が砂埃で汚れる

私の上に男が跨る

私は押し返そうと伸ばした腕を逆に取られ、男に首元を舐められる

脚をバタつかせて背中を蹴ろうとするが、他の男が押さえつけて開かれる

「嫌!いやぁ!!」

圧し掛かる男が死角になって見えないが、私のパンティがズリ下ろされる

「はぅ!」

急激に息を吸い込みながら私は飛び起きた

部屋の中は暗く、カーテンの外からはまだ日の光は望めそうも無かった

「夢…」

全身は汗だくでパンティはじっとりと湿っていた

まだ明るく子供がいる公園で襲われる

実際にある訳が無い

でもとてもリアルで本当に怖かった

枕元の箱を見る


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