『過ち』-4
「ああっ!あくぅ…いやぁ!…」
亮は舐めるのを止めて身体を起こすと、未央の口元に自分の性器を近づけると、
「未央。オレのも…」
未央はためらわずに亮のモノを口にくわえた。どう愛撫して良いのか分からず、カリの部分を舐め回すと、ちゅうちゅうと音を立てて吸い付いた。が、亮にとってフェラ〇オなど初めての事で、その快感に耐え切れずに、
「あぁ!未央。で、出る!」
そう言うと未央の頭を引き寄せて妹の口内に、射精してしまった。
「あああぁ!!」
小刻みに腰を振る亮。未央は喉の奥で兄の精液を受け止めながら、表情を歪めた。
「んん……」
兄の精液は少し苦い味がした。未央は訳が分からぬまま、それを夢中で飲み込んだ。
荒い息使いのまま未央の口から自分のモノを抜き出す亮。それは妹の唾液と自身の精液で、ヌラヌラと光っていた。
身体を洗い、服を着る亮。未央はバス・タオルを巻いて部屋へと戻って行く。
「どう?お兄ちゃん」
未央の部屋で再び水着姿を眺める亮。
「確かにこれなら目立たないだろうけど…」
亮はそう言いながら、
「透けると喰い込んでカタチが分かっちゃうかもな」
と、未央をベッドに押し倒すと股間を触った。
「お、お兄ちゃん!どこ触ってるの」
そして水着の隙間から未央の秘部を愛撫しながら、
「なぁ、もう一回良いだろう?」
「そんなぁ…」
亮の指がクリ〇リスに触れた。
「あんっ…」
亮の唇が未央の唇を塞いだ。
短い夏の夜は始まったばかりだった……
…『過ち』完…