『過ち』-3
「冷たっ!」
「ちょっと冷たいかもな」
亮はそう言いながら未央の内モモに片手を置いた。吸いつくような感触にほどよい弾力が心地よい。
「まだぁ?」
「ああ、後はアソコの周りだけだ」
ウソだった。亮は脚を大きく開かせると、顔を近づけてクリームを性器近くに塗りつけ、何度も指でなぞった。未央のアソコからは酸味のある匂いが漂い亮の鼻孔を刺激したのか、彼のモノは熱く硬くなっていった。
「ん……ふぅ…」
それは亮だけでなく、未央も同様に顔を紅潮させて時折、切ない声をあげている。
「よし…これで10分くらい待てばキレイに脱毛出来るよ」
亮はそう言うと前を隠していたが、未央は虚ろな表情で、
「お兄ちゃんの…見せて」
「エッ?」
「私のだけ見てズルイじゃない…ねぇ、見せてよ」
「ズルイとか関係無いだろ。オマエの…」
亮の言葉を未央は遮ると、
「ホラッ、見せて」
仕方なく亮は前を隠していた両手を外した。未央の目の前に、兄の性器が露になる。それは赤黒く充血し、天井に向けてそびえていた。
未央は驚いた表情でそれを喰い入るように凝視しながら、
「ねぇ…触っていい?」
「お、オマエ、触るって…」
未央は右手を伸ばすと亮のモノを軽く握る。思わず亮は“あうっ”と声をあげた。
「熱い……それに硬い」
「未央…止めろ…それ以上やられたらオレ…止まらなくなる…」
「エッ?」
亮は未央を洗い場に押し倒すと、シャワーでクリームを洗い流す。途端に未央の恥毛の無い秘部が露になる。
シャワーの刺激に未央は身をよじる。
「あぁ…うん…ううん…」
亮はシャワーを止めると、ツルツルになった秘部の縦溝に沿って、舌を這わせる。未央は亮の頭を押して身体から離そうとするが、快感がそれを勝った。
「いやぁ…そんな…あぁ…汚いよぉ…ううん…」
亮の舌は徐々に縦溝を広げ、奥のヒダを刺激している。自分でも触れた事の無い未知の部分を兄の舌が舐めている。そう考えるだけで、未央の身体は思いとは裏腹に熱くなっていった。
「あぁ…い…気持ちいい…お、お兄ちゃん…」
未央の縦溝は快感からパックリと開いていった。亮の舌は少し酸味がかった味がした。が、それが尚更、彼の興奮を高めていった。亮は突起物を舌先で押すと、未央は身体を大きく震わせた。