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彼女
【エッセイ/詩 その他小説】

彼女の最初へ 彼女 0 彼女 2 彼女の最後へ

彼女-1

抱きついて 離さない
抱きつかれた僕は 顔を赤くして嫌がる

けど 彼女の体温 少し暖かくて
優しく 頭を撫でて
少し 抱きしめてやる
君も 優しく抱き締め返す

でも 知ってる。

こんなの いつかは終わる
いつまでも できる訳じゃない
現実は そう上手く行かない・・・

でも 独りになると
あの 暖かい体温を求めてしまう

優しくて 子供みたいに甘えて
いきなり抱きついたり
突然押し倒したり・・・・

そんな仕草が また愛しくて
どんなものより
彼女が大事になった

体温の暖かさのせいだったのかな
あの切なさ 空しさ 悲しさ・・・
でも この気持は
いつまでも 伝えられずに・・・
そして 彼女は
僕の前から・・・消えた

心の暖炉には まだ火が付いてない
寂しくて ぽっかり空いた
「彼女」の席
誰も 座れなくて・・・・

この席を埋める人はいない
この席は 彼女だけのものだから

二度と帰らない
貴方だけの席・・・だから。


彼女の最初へ 彼女 0 彼女 2 彼女の最後へ

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