特進クラスの期末考査 『淫らな実験をレポートせよ』act.5-12
「誰?」
鋭い声。柔らかな髪。陽の光を存分に反射して紅く光っている。小花柄のシャツにチョコレート色のタイトスカート。
一生会えないと思っていたから、自然と頬に涙が伝った。
「瀬田君?」
近寄って抱き締める。抵抗は無い。
(先生…先生…先生……)
首筋に絡まる長い髪の毛。160センチに満たない瀬田だが、少しだけ背の高い弥生を引き寄せて背中を強く抱き締めた。
「なんで、なんで………きちゃったの……?」
弥生は少女の様にうろたえていた。もうじき30に近い「美術の先生」の姿ではない。
「……先生と離れる事なんて…出来ないんです……」
鎖骨に頬を寄せ、弥生の甘い匂いを味わいながら瀬田が言った。声は震え、所々掠れて。気持ちばかり溢れて瀬田には収集つかなかった。
「……嘘よ。瀬田君は私との関係が少しばかり特殊だから、そう思ってるだけで時間が経てば薄れてしまうんだから」
弱々しく弥生は瀬田を引き離した。瀬田の腕にはもう力は無かった。
「もう行かなきゃ。唐突でごめんね。瀬田君、楽しかったわ」
指先が離れる。引き止める事も、すがる事も出来ない。瀬田は少しも動く事が出来なかった。
「瀬田君、ちゃんとした彼女、作るんだよ」
「……ない」
「え?」
「俺には先生しかいないって…言ってんだよッ!!!」
弥生は驚く暇も無く、瀬田に押し倒された。荒々しく唇を塞がれ、息の交換も出来ない程の乱暴なキスだ。
「……っ、ちょ…和馬!?」
がむしゃらにスカートをたくし上げ、パンティストッキングとショーツをぐいぐいと引き下げる。黒い陰毛に顔を寄せ、まだ何も準備が出来ていないそこを自らの唾液で湿らせた。
「っやぁ、和馬止めてっ、まだ学校……」
だが止めるはずもなく、瀬田は双子の花弁を指を突き刺した。多少の抵抗感はあるにせよ、唾液が功を奏して痛んでいる様子は無い。
……っぶ、っぢゅぷ…ぐぢゅ……
弥生は必死に声を押さえるが、下半身は言うことを聞かずにわめいている。袖を噛みながら声を押さえるが、唾液と共に甘い声が漏れてしまう。
「ふぅん、んうぅっ、んっ、んんっーっ!!!」
「……入れるよ」
自身をズボンから取り出した瀬田は、既にとろけるように熱くなった膣へと照準を合わせていた。
にゅるるる…と先端が飲み込まれ、時折締め付けたり包み込んだりする秘部に腰がヤられそうになる。
コンドームを着けていない雄芯は、既に鬼気迫る感じで破裂しそうだ。