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婚外恋愛
【女性向け 官能小説】

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婚外恋愛(第三章)-3

「あんっ、あぁあぁっ…突き挿してぇっ!」


悶え狂う恵子の喘ぎ声に呼応し、怒跳した肉樹はゆっくりと肉襞を割き分け、まだ痺れの退かない膣壁を埋め尽くすと、一気に子宮孔まで貫かれた。

「いっ…っ、あぁ〜っ」

一瞬苦渋に充ちた表情を浮かべた恵子も、浅深を繰り返すストロークが緩やかな快感へと導き、一定のリズムを刻んでいた動きが加速度を増すと、低反発枕が揺れ動く骨盤を的確にホールドし、その硬く怒跳したぺ〇スを全身で味わうかのように、自ら上げた両脚を雅治の腰に絡めていた。


「あぁあぁっっ…いぃぃっっ、マサ、ハ、ル…」

恵子が絶頂を迎えようとした瞬間だった。
その両目を覆っていたアイマスクが解かれ、力任せに持ち上げられた上体はそのまま騎乗位の姿勢へと導かれ、仰向けの雅治に跨がった恵子が両眼を輝かせながら呟くと、勢い余って抜け落ちたぺ〇スを熱く煮えたぎる花園に充てがい、自ら腰を沈めていった。

「んんっっ、あぁっ…あぁあっっ…お願い、動かないで!」

恵子は両腕を雅治の腰骨に充てがい、沈めた腰を前後に揺すり、両眼を瞑って上顎を仰け反らせれば、あたかもそのポイントを探るように、ゆっくりと腰をグラインドさせた。

「んっ・・あぁあっ…」

雅治を跨ぎ込む恵子の内股に力が込められ、花園に突き挿されたぺ〇スの亀頭にサワサワと蠢く痺れを感じると、膣痙攣を起こした恵子が絶頂を迎え、同時に逝き果てた雅治は白濁した熱い樹腋を射出した…

「………………………」

放心したように重なり合う二人は、互いの胸元から伝わる心臓の鼓動を感じながら、いつしか静かな寝息をたてていた。

―数時間後―

携帯メールの着信音で雅治が目を覚ますと、恵子からのメールだった。

TO:雅治へ

甘く囁く声と荒い呼吸

汗ばむ肌の温もりは、
仄かに牡の匂いを漂わす

触れる指先と粘膜の感触
盲目の闇の中で感じる貴男は、こんなにも私を夢中にさせる。

秘芯の奥に残る痺れは退く事を知らず、

今も貴男の脱け殻を残したままなの…

貴男は悪いオトコ

誰よりも愛しいオトコ


こんなにも私を狂わせて

又会える日を心の糧に、オヤスミ雅治。恵子


メールを読み終えた雅治は、画面に浮かび上がる文字列にほくそ笑みながら、静かにフリップを閉じた…

シーツに残る薔薇の香りも、細長い髪の毛の一本も、堪らなく愛しく思える雅治だった。
続く。


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