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五月の雨
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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雨が止むまで-2

何分?、、、何秒?
永遠なんて、訪れるわけなくて、


君はそっと、
繋いだ指を放した。


現実に引き戻されて、
なぜだろう。

ホッとした。


これ以上、
君を求めたら、
イケナイ。


気づいたら、

雨は、止んでいた。



すっと、冷える、頭。覚悟は、決めた。


あたしは精一杯の笑顔で、一歩踏み出して
君に告げた。


「もう、行かなくちゃね。」


アオゾラが、雲の隙間から覗いて、

タイヨウが、二人の景色に光を射した。


そうだ。
もう、
行かなくちゃ。


アリガトウ。
大好きだった。


アリガトウ。
たくさん幸せもらった。

バイバイ。
あたしも絶対見つけるよ。
君、以外の大切な人。


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