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FULL MOON
【OL/お姉さん 官能小説】

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FULL MOON act1-4

「も、もっと、は、激しくして!!」
正常位でせめあげる彼の背中に思わず爪をたてる。
「ふ、そんなに…でも俺……も…」
彼は私の足をもっと広げるように肩にのせ、奥にグリグリと押し込む。
「ふぁっあっ」
「……やば」
急に動きが激しくなった。そして隙間なく私の中を埋める。
ガツ!ガツ!
そんな感じ。
「あっあっやだっ!!早い、激しいよっ」
「…!あっ…」
彼は最大限に大きくなったペ○スを素早く抜き出し、地面に暖かいものを吐き出す。
「あっはぁっはぁっ」
「くっ」
彼のは想像以上に大きく、ぬらぬらと光っていた。私は何も考えずまだ出しているソレを掴んだ。
「あっ何?ダメだよ」
余程ためていたのか私の顔、シャツにまで及んだ。青ぐさい、独特の匂い。
「ホ、ホラ。かかっちゃったじゃないか。安西さん、大丈夫?」
あ…口調がいつもの彼に戻ってる。私はクスっと笑った。





私はベランダからまだ光る月を見上げる。
――欲張りだ。
元カレにそう言われ、フラレた。
けど…バイト先の社員、高坂陽介さん。
…3日前に別れたばかりなのにこんなことをしてしまった。
…好きになってしまいそう。そして、のめりこんでしまいそう。
また…フラレるのは怖い…。だから彼が、
「付き合ってくれませんか」
って月明かりの下、情事の後、手を握って言ってくれた時、私は、
「友人としてからなら」
と言ってしまった。

――私は欲張り。
まわりの目と、彼を両方欲しいなんて。

泪でかすんだ月は、どこまでも月で、裏腹に、何の感情も出さずに、私たちをいつも見つめてる。


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