投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

時計電車
【コメディ 恋愛小説】

時計電車の最初へ 時計電車 2 時計電車 4 時計電車の最後へ

時計電車-3

飛び乗った!

突然の出来事に驚いた彼女が息をきらしながら僕を見上げる。
そんな彼女の顔を覗きこみながら、僕が言う。

「いいだろ?」
「……バカ」

時計の針は逆さに回り……
電車はコトコトと揺れて行く。
このまま、もし池袋に着いて、あの頃の街並みが目の前に広がっていたらどうだろう……

ふと、そんな事を思ってしまった事は、彼女には秘密なのだ。


おしまい


時計電車の最初へ 時計電車 2 時計電車 4 時計電車の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前