ヒメゴト-1
静まりかえったオフィス…
暗闇の中…
モーター音と共に、
一人自慰にふける女…
「あっ…ふん…イィよぉ…」
野村 麻衣子はこのオフィスで働く女だ。
静寂の中、誰もいない夜のオフィス…。
そこで一人、あられもない姿で自慰にふけっているのだ。
緊張と興奮…
すっかり一週間前からハマっている。
麻衣子が手にしている小さなオモチャ…
一定のモーター音を鳴らしながら、麻衣子のイイトコを責め続ける。
「イィのっ…西田くぅん…」
麻衣子が想像するのはいつも同じ、
彼女が今座っている椅子に毎日腰掛け、
真面目な態度で上司同僚共に信頼の厚い、
西田 陽介の指、唇、そして×××だ。
麻衣子は密かに陽介に想いを寄せてはいるが、
陽介の人気の高さに話しかける勇気はなく、
こうして一人、自らを慰やしめている。
「西田く……はぁっ…イキそっ…」
モーター音が強くなり、麻衣子の足がピンと張る。
息遣いが荒くなり、
腰をカタカタと前後に振り、
ギュッと目をつむる。
麻衣子の頭の中では、
自分のぐちゃぐちゃになった蜜壺に、
激しく出入りする陽介の×××…
乱れる自分…
それを強く想像し、
クリに激しくオモチャを擦りつける。
「あっ……!イク!イクの!イっちゃうぅん!」
ガクガクと体を大きく揺らし、
麻衣子は絶頂の快感に酔いしれた。
息を整えながら、染みを作りかけた自分の蜜壺をそっと触る。
ソコは溶ろける程ぬめっており、絶頂が本物だったことを物語っている。
(またしちゃった…けどもぉ止められないよ…)
大きく一つ溜め息を吐き、麻衣子は帰路につく為、身支度を整えた。
(また明日ね…西田君…)
陽介の椅子に頬擦りし、麻衣子はオフィスを出る。
部屋の奥、応接間に陽介が居ることにも気付かず…