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貴方へ
【悲恋 恋愛小説】

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貴方へ-1

あの夜、貴方に言いたかった

「貴方がいるから幸せ」


貴方をあの時抱きしめたかった


もう一度貴方と二人で過ごせる日が来たら私は素直になるよ




でもね、もしその日が来たら
決めてることがあるの
「好き」
「愛してる」
は言わないって


だって私達の関係は…



いけないって分かってる

でも好きなの



ねぇ

貴方が隣にいた朝は生きてて一番幸せな朝だったよ


貴方の胸に耳をあてて心臓の音を聞いていた時
「貴方が生きていて良かった」
って思ったの



貴方が私を愛してるのかは分からない




でも私は貴方を愛してる


だから貴方の傍にいたい、と願ってしまう



こんなにも人を愛おしく想ったのは初めてなんだ




でも、どうして悲しいんだろう

なんでこんなに切ないんだろう



なんで
貴方をこんなに愛してしまったんだろう…


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