偽りの初体験-1
とある住宅の二階。
『絶対痛いよ…怖いよぉ』 「大丈夫だって!!痛いのは最初だけだよ。そのうち慣れるさ!」『でも…そんなの…』「初めてはこのくらいの方が、絶対いいって!!…いくよ?ほら、力抜いて…」
『っ!!』
…声の主は、神島キリ、15歳の少女と、その幼なじみの同じく15歳少年、笹森龍神(ささもりりゅうしん)。
二人は今、真っ最中である。
『どう?やっぱり似合うぅ☆アクセショップで1時間悩んで良かった〜』
「今どきピアスの穴あけるくらい…そんな悩む奴いるかよ…」
『大事な体に穴あけるんだよ?!もぅっ』
「はいはい…」
溜息ひとつつくと、龍神は側にあるジュースを飲んだ。そして、自画自賛している目の前の幼なじみに渡した。
そぅ、二人はピアスの穴開けの真っ最中だったのだ。
『あ、ねぇ、今日はルナちゃんとデートじゃないの?』ルナとは、龍神のつい一週間前に出来た彼女である。龍神は、見た目はいい男なのでとにかくモテるのだ。 「あ〜…、誰かさんが決死の覚悟だなんて言うから、それ所じゃなかったんだよ(怒)」
『ふ〜ん…フラれたりして(笑)』「ははっ。んなこたね〜よ。それよか、お前はどうなんだよ、あの男とは…」『え〜///普通にラブ?だよぉ(照)』
そう言うと、キリは惚気話を始めてしまった。
20分ほど話した時、突然話は急展開を見せた。
『ねぇ!!龍神あんたエッチしたことある?!』「はぁ??」『どうなの??』「まぁ…そりゃ…」口ごもりながら龍神は答えた。
『ね、ね、じゃあ、あたしの練習台になってよ☆』 「………はぁ?!」もともと大きかった目が、更に大きくなる。『な…そんなこと、彼氏に頼めよ!!』
突拍子もないことに、龍神の声もついつい大きくなってしまう。
『だって…林君、処女は嫌いだって…↓』
(と言うのは真っ赤な嘘)「いや…でも…」微妙な空気が二人を包む。
『ルナちゃんには内緒にするから!!お願い!!』
このキリの“お願い”には弱い龍神だった。
「…ったく…絶対言うなよ」そう言うと、龍神は上に来ていたトレーナーを脱ぎ出した。龍神の体は、まさに理想的な体をしていた。腕やお腹の筋肉も、申し分ない。その体を見ただけで、キリの下半身は熱くなった…『んっ!!』龍神の体に見とれていたキリを引き寄せ、龍神はキスをした。始めは優しく…次第に舌を絡め、激しく、熱く…
『ふはぁ…はぁ…ん!!』もうキリの下半身は、とろけそうになっていた。
「ほんとにいいんだよな?」下半身の熱さで言葉にならない代わりに、キリはうなづいた。
キリが着ていた服を、龍神は丁寧に脱がせていく…『ねぇ…電気消さない?恥ずかしい…』「オレは、キリの全部が見たい…お願い…」キリもまた、龍神の“お願い”には弱いのだ。
そんな会話をしているうちに、キリは生まれたままの姿になった。『恥ずかしい…』「キリ…、すっげー綺麗」龍神は優しくキリの胸を揉みはじめた。『ん!!あっ!!』初めての感覚にキリは声を出さずにはいられなかった。「キリ、すっげー勃ってるよ」そう言いながら、龍神はキリの胸の頂上を軽く弾いた。『きゃんっ!!』「犬みてーだな(笑)」優しく微笑む龍神は、次第にキリの下半身へと手をのばした…。キリは初めての割に、しっとりと濡れていた。龍神はまず、大事な蕾を、優しく丁寧に擦った。『ん…あぁぁ…やんっ!!』優しい愛撫に、キリの思考回路は真っ白だった。「ここ、気持ちよくない?」『ふ…んん…よくわかんないけど、なんか変な感じぃ』これが精一杯の感想である。「じゃ…こっちは?」龍神は恐る恐る指を秘所に差し込んだ。『いっっっ!!』「わ、わりぃ!!」あまりにもキリが辛そうな顔をしたので、思わず謝ってしまう龍神だった。するとキリが…『龍神!!お願い!!早く龍神のを挿れて!痛いのは一回でいい!!』キリの思考回路はめちゃくち
ゃだ。
「指よか太いんだぞ?」
『お願い!!』
…やはりキリのお願いに弱い龍神は遂に舌のズボンと下着を脱いでしまった。