投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

you
【青春 恋愛小説】

youの最初へ you 2 you 4 youの最後へ

you-3

そして、その日からだんだん時間はかかったけれど諦めがついてきた。


自分でもいまだに何故、諦めがついたのかよく分からない。
でも、二度目の告白がきっかけになったのは間違いない。




今は気になる人もできた。





「いきなりだけどさぁ、みぃは謙君を好きになって後悔したこととかある?」
詩織が聞いた。




「うーん。想いが報われなくても後悔はないかな。」
笑顔で私は答えた。




「そっかぁ。あっ、そろそろ行きますか」
時計を見て詩織が立ち上がった。


会計を済ませ二人はファミレスを出た。



「ねぇ、みぃ。花、何買う?」


「うーん。謙君って向日葵って感じしない?」


「そうかも!!じゃあ向日葵買っていこうか」





ふと空を見上げたら青々としていた。

蝉の声
通り過ぎていく人達の『暑い』
という声が聞こえる


この暑さも
まぶしすぎる太陽も
全てが夏を思わせる。


youの最初へ you 2 you 4 youの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前