赤萩真継の悩み 〜Adolescence Days〜-3
側位はあんまりヤッた事がないから、菜々の反応が初々しい。
「や、だって?嘘こくなよ。ほれ、音聞いてみろ……すげぇぞ?」
俺はわざと音が出るように腰を振った。
「んああっ!」
途端に、菜々はきゅっと俺を締め付けやがる。
うはっ……!
「菜々……エロ過ぎ」
俺は菜々のクリ〇リスを、きゅっとつまんだ。
「あっ!!」
菜々の背が、ピーンとのけ反る。
指先で執拗に突起を嬲りながら、俺は前後運動を始めた。
さっきは激しかったから、今度は少し優しく……しなくていいか。
コイツが激しいの、好きなんだし。
俺は遠慮なく腰を使い、菜々を喘がせる。
二度目の挿入は、わりかしすぐに限界が来た。
菜々の方も同様で、俺から精液を搾り取ろうとキッつく締め上げて来てる。
「ひっ……ま、まつ、真継うぅ!!」
名前を呼んだ菜々のソコが、俺を最高に締め付けた。
うあっ……あ、やべっ!
俺は慌てて抜き取ろうとし……失敗した。
半分くらいのとこで、あえなく昇天。撃沈。
菜々の中に、思い切り注ぎ込んでしまった……。
さて、コトが済んでから。
「あ、気付いてなかったの?」
中出しした事を平謝りに謝ると、菜々はあっけらかんとしていた。
「目の前でフィルム入れたじゃ〜ん?」
……ナヌ?
詳しく聞くと、菜々はえっちがしたいあまり俺の目の前で避妊フィルムを入れたとの事。
……呆然としてて、俺はそれを見てなかった訳だ。
見てたとしても、目の前で避妊フィルムを入れるっちゅう行為で欲情はしてないと思うが。
「えっへっへ〜」
あれこれ考えていると、菜々が変な笑い声を出しながら擦り寄って来る。
「前はそういうの、全っ然考えてなかったのにね〜。付き合う事になったら、そういうのきちんと考えてるんだ〜?」
そりゃ……ヤるだけの女と恋人とじゃ、扱いには当然差が出るだろ。
それとも、そんなん俺だけか?
う〜む……分からん。
「偉い偉い。ちゃんと大人になってるね」
……あのなぁ。
げんなりした顔をすると、菜々はニヤッと笑った。
「あら、あたしの方がお姉さんなんだから真継を子供扱いしたっていいじゃない?」
「てめ、二週間も離れてねーんだから、タメだろうがっ!」
「い・や。真継は僕ちゃんでしゅもんねぇ〜?」
こんのっ……!
俺は腕を伸ばし、菜々を組み敷いた。
「俺の方が大人だって事、体に分からせてやらあ!」
なんつー台詞が飛び出した時点で、俺は自分のガキっぽさを露呈した訳で……トホホ。
(了)