Heavens Door 2-1
『ただいま』
あたしは呟くように言って玄関に入る。
父の靴がある。会社を経営してる父は深夜に帰ってくることがほとんどだ。あた
しは学校が終わった後に予備校やクラブに行ってから帰宅するけれど、父があた
しより帰りが早いことはすごく珍しい。
リビングに入ると、バスローブ姿の父が、ソファに座ってワインを注いだグラス
を傾けていた。
『今日は早かったんだね』
「ああ… 沙弥も飲むか」
父はグラスを置いて立ち上がり、あたしの顔を両手で包んで唇をふさぐ。紅い液
体が口内に流れ込んでくる。
「どうだ・・・美味いワインだろう」
父は舌を絡めてきた。唇を吸われ、ねちっこくかき回される。あたしはスローダ
ンスのようにソファに押し倒された。
制服を捲り上げられて、胸を揉みしだかれる。ワインの味の濃厚なキスと愛撫に
、あたしはアソコが濡れてくるのを感じた。父が、スカートの中、そしてパンテ
ィをずらして手を侵入させてくる。
くちゃ…くちゃ…父の指の動きが激しくなる。
『ん…はぁっ…』
吐息がもれる。
「沙弥、舐めろ」
父はバスローブの間から勃起したペ×スを取り出し、あたしの口に押し込んだ。
あたしは父のペ×スを丹念に舐めまわした。ピチャ、ピチャ、チュパ、チュパ、
チュパッチュプ…。カリ…竿…裏筋…。初めて犯されたのが12歳だったか…。そ
れから、ことあるごとに求められ、応えてきた。セックスに心なんて必要なくて
、体がどれだけ気持ちよくなるかだ。だからあたしは、通りすがりの相手とでも
やれる。この間の…中禅寺秋人もそう…。珍しいことじゃない。
ジュポ、ジュポ、ジュポ。手と口でバキュームする。ほんの少ししょっぱいカウパー
液の味がする。
感じているんだろうか。
父の腰がくいくいと動き、あたしの喉の奥を突く。むせかえりそうになりながらも、
バキュームの速度を速めていく。
「うっ…出るぞ」
父のペ×スがびくびくと震え、途端、苦い液体が口いっぱいに広がった。何も考
えずに飲み下す。
「沙弥…いい子だ…さあ…後始末をしなさい」
あたしがきれいに父の下半身を舐め上げる間に、父はあたしの制服を剥ぎ取って
しまい、あたしの両手を麻縄で後ろ手に縛った。
ニチャ、ニチャ、ヌリュッ。
『あぁっ…』
父はあたしの蜜で濡れた指を一度ぺろりと舐め、二本の指を挿入してきた。
ヌリュ…ヌチュ、ニチャ…ニチッ、ニチャッ…。
「こんなに濡らして…いやらしい子だ」
『はああっ、やっ…』
さらに指を抜き差しされ、ぐりぐりとねじ込まれる。
『う…んっ…』
ズズ…ズニュッ!
『はあ…あんっ!』
父はあたしの脚を持ち上げV字に開き、あたしのおマ×コに一気にペ×スを挿れ
た。
ニュプッ、ニュプッ、ズニュッ!
『あっ、あっ、あんっ!』
たまらず、声が出てしまう。
「いい声で鳴いてご覧」
ジュプ…グチュ…グシュ…ヌチュ…
『はんっ…はうっ…あっ…あん…ひゃうっ!』
体を回されてバックの体位になり、腰を掴まれ激しく子宮口を突き上げられる。
パン!パン!パン!パン!
「ほら…もっと尻を前後に揺するんだ」
ズチュ、ヌチュ、ズブッ!パン、パン!
『あっ、やっ…ひっ、あんっ、あんっ…イク…イク…イッちゃう…』
グチュ、ヌチュ、ズチュ、ジュプッ!
「もう我慢ができなくなったのかい…」
あたしは頭の中が真っ白になりそうで頭を振る。
『あぁ…イク…イク…』
父はペ×スを打ちつけるペースを弱めて言う。
「どうされたい…?欲しいならきちんとお願いをするんだ」
『イカせて…ください…』
父はにやりと笑い、スパートをかける。
パン!パン!パン!パン!パン!
『はあっ、あんっ、あぁっ、あんっ、あんっ!もう…ダメっ…』
ズニュッ、ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ、ズチュッ!
「…っ…イクぞ」
ドクッ、ドクッ。
『ひあぁぁっ…!』
それからしばらくのことは、気が遠くなってしまっていて覚えていない。
気がつくと、ソファの上にバスタオルをかけられて横になっていた。縛られてい
た両手首は自由になっていた。
父は書斎に入っているようだった。
あたしはずるずると起きて、浴室に行きシャワーを浴びた。
いなくなったママの代わり?否、そうじゃない。自分の欲望ため。あの人は、何
でも支配したがるんだ。じゃああたしは?あたしもきっと、自分の欲望のため。
つまり、そういう親娘なんだってこと。
あたしは奇妙に納得して、体を洗った。誰の匂いも残さないように、すみずみま
できれいに。
激しいファックを受けた余韻が残っていて、膣が少し疼いていた。