「宇受賣神社の巫女」-11
股間の一物が勃起すると、村長は神輿の上の那美に抱きついて、乳房を揉み始めた。同時に、細い首筋に舌を這わせる。
「きゃあっ!いやぁっ!お願い、やめてっ!」
那美が悲鳴をあげ、愛撫から逃げようと身をよじる。しかし、彼女を神輿に縛り付けている縄は緩みさえしなかった。
「うっ、ううぅ…」
村長が那美の唇を奪った。いくら首を振り、身をよじっても、那美は男の接吻をかわすことができない。唇をこじ開けられ、ヌルッと舌が侵入する。
村長は深々と接吻しながら、那美の股間を指で探る。那美の腰がブルッと震えた。畳み込まれた肉襞が抉り出され、花芯を嬲られる。
「あなにやし、えをとめを。」
村長が厳かにそう唱えた。氏子総代になっている村長は、この日のために禁欲し、朝晩の水行で身を清めて儀式に臨んでいる。
「あっ…、いやっ!」
村長は那美の陰部に男根を宛てがい、中に押し入った。狭いとば口が押し開かれ、不快感とも快感ともつかない感覚が那美の背筋を駆け上る。
村長の妻も娘も集まった群衆の中にいたが、動じることなく、夫が、父が巫女と性交しているのを見つめていた。この村出身の彼女たちは、儀式がけっして淫らなものではないと、生まれた時から教えられており、目の前で行われている行為を神聖な儀式として受け入れているのだ。
村長が那美と交わっている横で、従者の娘たちは他の顔役の狩衣を脱がせ、その男根を愛撫していた。これも神事であり、お互いに顔見知りであっても、躊躇する様子はない。
見れば、集まっている者の中には、年頃の少女も小さな子供もいるし、赤ん坊を抱いた母親もいる。みんなが当然のことのように、那美と村長との性交をじっと見つめているのだ。
「いやっ…、こんなの、いやぁっ…」
那美が泣き声をあげる。いくら神聖な儀式でも、初めてのセックスを、好きでもない相手と、大勢が見ている前でしなければならないのだ。彼女にとっては、凌辱以外の何物でもなかった。
しかし、媚薬の効果は強烈だった。何とも言えない淫靡な疼きが、那美の官能の源を責め立て、湧き出るような火照りが全身に広がっていく。意識は拒絶しても、媚薬を塗られた身体は、何ともたやすく怒張を受け入れる。
根元まで陰茎を埋め込んだ村長は、規則的な動きで腰を繰り出していく。肉がぶつかり合う音が響き、那美の可憐な肢体が上下動する。
「あっ、あっ…、だめ、だめ…」
那美は、苦痛ではなく快感が湧き上ってくることが怖かった。こんな恥ずかしい状況で感じるなんて、自分はどうなっていくのだろうと、不安になってくる。
「いや…、恥ずかしいっ…、どうして、ああっ、こんなに…」
村長の腰の動きに合わせて、自然と那美の腰が動き出した。
男が乳房を揉むのに合わせ、那美の膣が収縮する。官能が支配し始めた身体は、男の愛撫を拒むことが出来なくなっていた。
那美の愛らしい顔はみるみる紅潮し、泣き声ともよがり声ともつかぬ呻きが自然に口から漏れてくる。
「あんっ…、あんっ…、あん…」
男が激しい動きでずんずんと腰を突き上げる。堅い肉棒が、蜜壷の柔らかい肉壁に当たり、肉襞を刺激する。気が付くと、那美も快楽を求めて身悶えし、夢中で腰を振りたてていた。
(あぁ、こんな…恥ずかしいのに…、嫌なだけのはずなのに…)
那美は自分で自分が信じられなかった。
「うっ…」
村長が小さな呻き声を漏らし、腰を震わせながら射精した。
それでも、恥ずかしい神事は終わらない。村長に続いて、4人の顔役が次々に那美と交わっていくのだ。村長が男根を抜くと、さっそく次の男が那美の中に入って来た。