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狂い咲く想いを揃えて
【調教 官能小説】

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狂い咲く想いを揃えて-10

「今でも俺の笑顔、嫌い?」
「ん〜〜、努力する」
「俺は君の笑顔が大好きだよ」
彼が笑顔で迫る。
「変なプレッシャーまでありがとう。ただ…この笑い皺がねぇ」
彼の目尻を親指で伸ばしながら…。
未だに好きじゃないと言ったら傷つくかな?
「どうやったら消える?」
真剣になる彼。
ぷはは。本気で心配しているの?
「今までSEXしてきた人数分が皺に出るから、多分、あんたが私1人に心を定めたら…薄くなるかも」
「もう心は定まってる。君が最後だ。俺の残りの人生、君に捧げるよ」
「大きく出たわね、あんたは」
「昔は君のために死んでもいいと思ったけど、今は違う。君と一緒に生きたい」
あはは……。


馬鹿だね。
馬鹿だね。
馬鹿だね。
本当に…。


揺るぎない綺麗な瞳。
参ったわ。
彼の首に腕を回して、とびきりに微笑う。


「愛してるわ」
「俺も…愛してる」




…やっと気持ちまで揃ったね。





        《Fin》


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