ある淫魔のライフスタイル〜深紅の魔女ミーティ〜-6
６話
キスを受けながら、ジェイドがミーティの胸に触れようとする。しかしミーティはその手を掴むと胸から離した。
「ダ〜メ♪今は私の番なの。ジェイドはじっとしてて。」
子供を叱り付けるように言ってミーティがキスを再開する。ジェイドは素直に従い、身を任せることにした。
ミーティはジェイドにさっきされたことをそのままお返しした。口付けを首筋から胸へと移していく。
「うっ……」
チュッと乳首に吸い付いたとき、ジェイドは不覚にも声を漏らしてしまった。その声を聞いたミーティが目だけを動かしてジェイドの顔を伺う。いつも余裕の笑みを浮かべているジェイドだが、このときは余裕も笑みも消えていた。
今度は細かく舌を動かしてチロチロと舐めてみる。
「うっ……くっ……」
くすぐったさの中に感じる確かな快感。声を殺そうとするがこらえきれない。そんなジェイドの様子がたまらなく可愛く思える。さらなる反応を期待してズボンの膨らみへと手を伸ばす。
ズボンの上から優しく撫でると、そこはすでに硬くなっていた。
「……すごく硬いね。」
ズボンの中に手を入れ、直に肉棒に触れる。手に熱が伝わってくる。そっと擦るとビクンと脈打ち、さらに硬さを増した。
「ミ…ミーティさん……くっ……！」
ジェイドの背筋を悪寒にも似た感覚が走る。表情が歪み、息が荒くなる。期待通りの反応にミーティは嬉しくなった。
「……脱がせちゃうね。」
笑顔でそう宣言すると、ズボンとパンツを一緒に脱がせていく。押さえつけるものがなくなった瞬間、肉棒はブルンと跳ね、真っ直ぐ天井を向いた。そそり立つ肉棒に顔を近付けると雄の匂いが鼻をついた。その匂いにミーティは理性を失い、雌の本能に身を任せた。