Second Lovestory〜2〜-1
―花火当日―
今日は久々に友達に会える。
それは楽しみなんだけど…
やっぱり和也に会うと思うと緊張してくる。
『あぁ〜どうしよ…』
昼間からずっとこんな感じだ。
PM8:00
みんなが集まった。
『あらい〜っ』
ガバッ
私は1人の女の子の元へ駆け寄り抱きついた。
「キャー工藤!久しぶりぃ」
彼女は新井美香(あらいみか)
そう実は、私と名前が一緒。それもあってか小学校からの仲良しで親友。
高校が別々になってしまい会うのは久しぶりなのだ。
新井たちとはしゃいで他愛のない話しをしていた。
あれっ?
しばらくして私は和也の姿が無い事に気付いた。
私は気になって浩輝に聞いてみた。
『ねぇねぇ和也来ないの?』
「うんゃ〜和也今日はバイトで9時ごろ来るって」
『ふぅ〜ん…そっか』
やばい
もう少しで和也に会うんだって思うとますます緊張してきた…
和也は私を見てどんな反応するんだろう。
あれから和也変わったのかな?
久々の友達との会話中にもそんな事が気になって仕方なかった――
しばらくして和也が来た
「おぉ〜久しぶり!」
和也は浩輝たちとはしゃいでいた。
彼はタバコを吸うようになっていて少し雰囲気も変わり大人っぽく感じた。
和也見ないうちにちょっと変わったな――
格好よくなかったかも。
そんな事考えながら見ていると目があった。