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伊藤美弥の悩み 〜受難〜
【学園物 官能小説】

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恋人達の悩み9 〜secretly concern〜-5

 龍之介は目を細めると、ぺちゃっと音を立てて耳たぶを舐め始めた。
 視線を下にやると、体を動かし続ける美弥の乳房が弾んでいる。
 耳からうなじへ唇と舌を下ろしつつ、龍之介は揺れる絶景に手を伸ばした。
 ふっくらとした揉み心地満点の乳房を手の平に収め、その頂きを指先でつまむ。
 ベージュピンクのそれは既に十分硬く、指先を跳ね返しそうだった。
 うなじに何度も口付けながら、龍之介はしこった乳首を優しく扱く。
「っくぅ……あ、あ……!」
 うなじから肩に下りた唇が再び耳たぶをねぶると、美弥は頭を左右に振り乱した。
 す、と美弥の手が不意に後ろへ回る。
 柔らかな手の平は、ずっと体に当たっていた熱い肉筒を捉えた。
「っ!」
 狼狽した龍之介は一瞬、執拗な攻めを止める。
 美弥は程よい圧力でいきり立つ淫茎を握り締めると、手を上下させ始めた。
「私だけ、なんて……ずるいもん……」
 拗ねたような声で、美弥が呟く。
 自分ばかり二度もイかされた事が、不満だったらしい。
 龍之介は苦笑すると、美弥を開放した。
 美弥は肉棒を握り締めたまま、ゆっくり体勢を変える。
 龍之介の足の間にかがみ込むと、天を衝いてそそり立つモノの先端に口をつけた。
 先走りで濡れた亀頭をぺろりと舐め回し、次いで刀身を咥え込む。
 そして唇をすぼめ、頭をゆっくり……次第に激しく、上下させ始めた。
 恋人にたっぷり触れて興奮し、また優しくも激しく触れて貰っている現状で、龍之介はすぐに限界を迎える。
「美……弥……っ!」
 名を呼んで、龍之介は注意を促した。
 それを聞いた美弥は、頭の動きを激しくする。
「ぅ……くっ……!」
 首をのけ反らせた龍之介は、口を離すよう美弥に要請した。
 美弥はおとなしく口を離したが、代わって手を添える。
 優しく握り締めて幾度か扱くと、肉棒はあっさりうち震えた。
「ふふ……」
 白くどろりとした液体は飛び散って負けないくらいに白い肌を汚したが、美弥は満足そうに微笑む。
 
 ちゅ
 
「っあ……!」
 子種を飛び散らせた肉筒の先端に舌が触れると、龍之介は震える。
 体液の湧出口を舌先でつんつん触られると、萎び始めていたモノはあっさり勢いを取り戻した。
「んふふふふ……」
 亀頭をまるごと咥えて吸い上げると、龍之介が苦痛にも似た声で呻く。
 唇と舌を使って刀身を舐め回しながら、美弥は淫嚢に指を伸ばした。
 痛くないよう細心の注意を払いながら、優しく優しく揉みしだく。
「っ……お、お……!」
 滲む先走りの量が、一気に増えた。
 
 はむっ
 
「っく……あぁ……!」
 そそり立つ肉棒を手で扱かれつつでろりと皮の伸びた淫嚢を唇で食まれ、龍之介は呻く。
 恋人の反応が嬉しかったのか、美弥は片方を口に収めると舌で舐め回し始めた。
 もちろん手を休める事はなく、ふぐりを交互に舐めながらも棹を扱き続けている。
「っあ……!」
 あんまり気持ちがいいのか、龍之介の腰がびくびくと痙攣した。
「み、や……またっ……!」
 それを聞いた美弥は、龍之介の先端にむしゃぶりつく。
 咎める間もなく、自身が精を放出した。


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