投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

今が楽しけりゃ
【コメディ その他小説】

今が楽しけりゃの最初へ 今が楽しけりゃ 0 今が楽しけりゃ 2 今が楽しけりゃの最後へ

今が楽しけりゃ、その1
〜これでいいのか?〜
-1

最近足繁く通う友達の家。メールを送る。
「着いたぞ。」
「勝手に上がれ。」
こう返信が来るのは分かっちゃいるんだが、我が物顔で他人様の家に上がり込むわけにもいかない。
とか言いつつその他人様の家で半分居候と化しつつある、この人物は藤屋孝。
一応主人公。
そしてこの家に本来住んでる、居候(俺)の世話役もとい友達の木下直人。
その二人の遊んでいる光景を晒してみよう。




「お邪魔しま〜す。」
申し訳程度の挨拶をして居候が戻ってきましたよ。
直人の待つ部屋にノックもせず入る。
「ホントに邪魔だな。」
いきなりのご挨拶。
聞こえてやがったのか…
お前には言ってない安心してくれ。
相変わらず散らかった部屋だな…。コミックやらコンビニ袋のゴミやらが散乱した部屋に入っての、散らかした本人の感想だ。
「何する?ロク○ンでもやるか?」
「プレ○テやってたから配線繋ぎ直してくれ。」
…非常にだるい。俺が好んでロクヨ○するの知ってんだから配線ぐらい準備して待つべきだ。
使えない世話役に腹を立てながら準備に取り掛かろうと俺は放置されたコミックを乱暴に退かす。十巻ぐらい積まれたコミックタワーが崩れ更に散らかる。
「貴様、これ以上散らかすなダボ!」
直人から背中に蹴りを入れられる。
俺は慣れているので反応もしない。取るに足らない出来事だ。
そんな事一々気にしてたら居候は務まらないのだ。

準備完了。さぁゲームを始めよう。

誰でも一度はやった事あると思われるロ○ヨンのヒット作を差し込む。
スイッチオン♪

五秒経過…

十秒経過…

バグってやがる…。
そのままカセット引っこ抜いてやりたい衝動を抑え、優しく取り出す。
息を…フゥ〜。
あ…唾飛んだ…ま、いっか
気を取り直して
スイッチオン♪
どうやら唾のおかげで接触不良が改善されたらしい。起動する埃まみれの○クヨン。


〜このソフト、及び内容はご想像にお任せします〜

ヒントは
対戦格闘
最大四人プレー
ステージから落っことしたら勝ち
メーカーは任○堂

分かったものとして話を進めさせてもらう。

まずアイテム設定…
要らない…
要らない…
要らない…
これは…要らない…
要る…
要らない…
(省略)

基本的にアイテムは邪魔だ。ハプニングを起こせるものは別だが…。


今が楽しけりゃの最初へ 今が楽しけりゃ 0 今が楽しけりゃ 2 今が楽しけりゃの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前