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『新年』
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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『新年』-1

新年まで・・・残り5分。
目の前に広がる、都会の光。
レインボーブリッチが文字通り、7色に光っている。
周りではカップルが、夜の夜景を楽しんでいる。
一人で夜景を眺める私の存在は、周りの空気を沈めてしまう。
私を見て笑う人、ウザがる人、さまざまである。

私の隣には、誰もイナイ。

今年の思い出を振り返る。

いろんな事があった。



初めての一人暮らし
『期待』
『不安』

仕事
『楽しんで』

失敗
『ヘコんで』

あなたに出会えて
『喜んだ』

その後フラれて
『泣いた』

クリスマスや今日、あなたに会えない
『さびしくて』

この7つ。



もうすぐ新年が始まる。

来年は、良い年にしたいと願う。

決めた・・・

さっさと立ち直って
来年こそは絶対に彼女を手に入れるぞ!!

遠くからカウントダウンが聞こえる。

5・4・3・2・1

来年こそ、この夜景を2人で見れますように


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