Road of the selling〜売れる道筋〜-3
サイ「元気だしなさい…!私も売れなかったんだから。仲間よ!それに売れなくても。きっと誰かが持って行ってくれるわ!このクラスの子たちはみんな良い子ですもの!」
ケ○ッピ「それはどうかなケロ。」
○ムポ○プリン「売れなかったら捨てられたりしてなポム!はっはっはポム!」
サイ「そうなるならその時はあなたたちも一緒よ。明日を見てなさい。必ず売れて見せるわ。」
人形「おうよ!」
○ムポ○プリン「へっ…そんな上手くいくかってんだポム。」
生徒会員(マイク)「これで中夜祭は終わりです。気をつけて帰宅してください!」
翌日…文化祭2日目(最終日)
人形「おう!兄貴!はよっす!」
kei「お、おう…。」
人形「元気ねぇな。兄貴!」kei「受験生なのにこんなことしてていいのかなって…。」
人形「そうか兄貴は受験生か…。(受験生ってなんだ?)」
文化祭2日目が始まった。
昨日と同様にCDや漫画の人気は高く、どんどん売れていったのだ。ヘッ……。
そして俺はついに10円という値段に下げられた。
そして……。
女の子「あっママ〜見て〜!」
女の子の母親「なに?」
女の子「このゴム人形高〜い!」
人形「兄貴……。」
kei「なんだゴム人形。」
人形「いっそ俺をカッターで切って捨ててくれ……。」
kei「あ、ごめん。刃物恐怖症なんだ。」
サイ「が、頑張りなさい。あなたはとっても魅力的よ。」
人形「サイさん…あんたが人間だったら俺を買うか?どうなんだ?」
サイ「そ、そんなことは関係ないわ!ポジティブにいきなさい!ネガティブだからいつまでも売れないのよ、あなたは……ってあたしもなんだけどね(笑)」
人形「サイさん…。」
kei「あ、ちょっと文化祭回って来るから、頑張れよゴム人形!」
人形「おう兄貴……。」
兄貴が遊びに行ってる間に俺は5円という破格に値下げされ、それでも売れず、ついに無料という手段をとられた。
kei「あっはっは!ストラックアウトで恥かいちゃったよ!あれ?お前ついに無料?大変だな。」
人形「兄貴……。遠慮もなくひどい事をよくもズカズカと…。」
kei「あはは☆ごめんよ。でももう文化祭終わりだよ。」
人形「へぁ?」
文化祭は終わった。
人形「結局売れずじまいかぁ〜!」
kei「ドンマイ」