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Road of the selling〜売れる道筋〜
【自伝 その他小説】

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Road of the selling〜売れる道筋〜-2

○ムポ○プリンの人形「売れないんじゃないかな〜。僕たちみたいに可愛くないポムからなぁ〜。」

ケ○ッピの人形「そうだケロ。こんなの50円でも売れないケロよ。」

CDさん「可愛くもないし、私たちのように実用的でもないなら売れませんよね〜。」

消しゴム君「そうだゴム。そうだゴム!」

へっ…たしかに一理あるな人気者のお前らと比べりゃ…。

人形「おまえらの言うとおりさ。俺はなんの役にも立たない。俺はただのキモいゴム人形だからさ…。」

他の商品たち「ゲラゲラ」



?「おやめなさい!」

一同「誰?」

サイの人形「あなたたち。彼にいじわるするのではありません!それにあなたも自信を持ちなさい。そうすればあなたはきっと魅力的に見えるはずよ。」

漫画「100円ショップのサイの人形が偉そうに!おまえに何がわかる!」
サイ「おだまり!あなたこそ私たちの気持ちが分かってないんだわ!」

そこに御主人たちが帰ってきて、そして文化祭の開会式とやらが始まった。

生徒「それでは文化祭の開催です!」
校内じゅう「くすだま」のカラフルな桜が舞った。へっきれいだぜ…。

サイ「キレイねぇ…。ゴム人形さん。」
人形「ああ…。さっきはありがとよ。かばってくれて。」
サイ「いいのよ。気にしないで!あなたも頑張るのよ!」

kei「よ〜し売るか〜!」

小僧が戻ってきた!よしめちゃめちゃ客にアピールして売れてやるぞー!

kei「おい人形。そんなに売れたいか?」
人形「お、おうよ!」
kei「それならまけてやる!50円でどうだ!」
人形「それなら俺は売れるのか?ほんとなのか?」
kei「ああ。絶対売れる!任せなさい。」
人形「い、いい奴だ!小僧!いや…。兄貴!」
kei「はっはっは!お安いご用さ!ゴム人形くん。」

こうして俺は50円に値下げされた。そしてついにお客が来始めた!
女子生徒「きゃ〜!なにこれ〜!」
おっ!しょっぱらから出世大チャンス!(≧▽≦)
☆しかも女子高生っ☆



女子生徒「キモ〜い!」


い、行っちまった…。

サイ「げ、元気だしなさい…!きっと小さな男の子なんかが買ってくれるわよ!」

続く客も必ず俺に注目したが、全員「キモい」「いらない」などの暴言、または殴る蹴るの暴行などを加えて去って行った。

そして…。

漫画「あばよ。ゴム人形さんよ!」

漫画の野郎は売れて行った。そして続々とCDの野郎や他の人形は消えて行った。

1日目が終わった。


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