美少女勇者!?-1
僕は黒姫鋼(くろきはがね)。
今年の四月に高校に入った一年生だ。
数年前まではれっきとした男・・・だった。
その・・・あれもあったし、胸も平らだった。
でも、今の僕は股間は涼しくて胸もある。
小さいけど。・・・。
顔な周りら結構可愛いと言われるし、自分でもそう思・・・。
ハッ
思わない思わない思わない思わないナルシストじゃないナルシストじゃないないないないないないったらないんだああああああああっ!
ハァハァ・・・
まぁ、そこそこということにしとく
肩までのショートに、真っ白な肌。
ちょっとキツめな目だけど、口周りもスッキリしている
スタイルもいいと思う・・・
「胸がねーじゃん」
って言った奴、ぶん殴ってやるから前にでろ。
まぁ、なぜ女の子になったかというと・・・それは。
「鋼、我々は正義を語る権利が有ると思わないか?」
中学二年の夏休みに、親父は僕にそんな事を言ってきた。
当時の僕は、ぶらぶらと部活に所属ぜずにすごしているただの中学生だった。
地下に建てた、まるで戦艦のような部屋にこもって怪しい煙を上げながら、何かを研究している親父が顔見せするのは久しい。
「何言ってんの、親父」
僕は親父にそういった。
「頭打った?」とか「精神科いく?」とかは一応言わないで置いた
親父は年中白衣に身を包んだ真性の変態である
「この世界には、悪に苦しめられている人々がいる。彼らを救いたいとは思わないか」
親父の話を無視しながら、あごをテーブルの上に乗せてやる気0の状態で僕は聞いていた
「で、だ。正義のために体を改造しないか・・・」
「嫌だ。」
一秒程で答える鋼。
「ふふ、そういうと思ったよ。あっ!」
っと、親父が指を差したほうを見る。
何もないと思った瞬間、プシューと鼻に何かをかけられて僕は気を失った。