雪の降る町-1
雪がちらつくこの季節
あの日の事を
思い出してしまう
あれは二年前
その時も雪の降る季節だった
僕がキミを手放した
いや社会がかな
あれから雪が降ると
君を思い出す
まだ好きだった
一緒にいつまでも
いつまでも居たかった
でも社会がそれを
許さなかった
僕は社会を恨む
君と僕を離れ離れにした世界を
忘れようとしたけれど
毎年雪が降るから
忘れない
僕の天使だったキミを
君と過ごした雪の降る町で
町は燃えてなくなったけど
思い出は燃えないから
いつまでも
きみをおもふ