まるでたいらかな乳房-5
彼の体は湯あたりしたらしく、お風呂とおなじくらい熱かった。
だから彼の熱烈な抱き締めで僕は額から汗を流し続けるはめになった。
そして彼の勃起したペ○スが、僕の柔らかなペ○スにズボン越しになすりつけられた瞬間、僕は愕然とした。
………今から彼の、まるでたいらかな乳房を愛撫し、未開発のア○ルに僕の当分勃起しそうにないペ○スを、排泄物にまみれながらこじいれるなんて………。
彼の体を包む手をほどき、キスをやめた。
彼はどうしたの?と心配そうな声で聞いてきたが、それはただどこかの遠い星と繋がる無線の音のようにしか、今では聞こえなかった。
砂あらしまみれの浅い絶望に僕はうずくまった。