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まるでたいらかな乳房
【同性愛♂ 官能小説】

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まるでたいらかな乳房-2

そして実を言えば僕は女性とのセックスが大好きなのだ。
柔らかに湿った唇にキスをして、小魚のように華奢な鎖骨に跡をつける。
まるで桃の先のようにとんがった柔らかな乳房を揉み、乳首を口に含む頃になると、そのころにはいつも僕のペ○スはギンギンの氷山のようになっている。タンポポの綿毛のような陰毛をくぐり抜け、ビラビラのいやらしいヴァ○ナを舐める。
そして十分潤わせた所でそこにマンモスのように巨大なペ○スを出し入れするのだ。
後ろから出しては入れ、片足を上げさせては出しては入れ。そして駅弁を売るような体制で入れては出す。
自分でもわけがわからなくなるような焦燥感と快楽に、僕が最初に落ちていったのは隣家の人妻・菜々子さんとだったけれど、菜々子さんの事は今となってはあまりよく覚えていない。
彼女の純真すぎる浮気願望は、そのあとに僕のペ○スを愛してくれた無垢な同級生達の大胆な肉体にあっけなくかき消されてしまったからだ。



まぁとりあえず彼女達は様々な口や手やヴァ○ナで僕を愛してくれたし、僕も彼女達の体を同様愛していた。
けれどどうしても彼女一人ひとりをすべて丸ごと愛する事はできなかったのだ。
なぜなら彼女達はそれぞれなんらかの致命的な欠点があった。


菜々子はサイズの合わないデニムをよく履いていたし、おしゃべりが大好きで僕とのセックスを詳細にばらした子もいた。
一番最悪だったのは僕がペ○スとヴァ○ナの入れ入れを終えて、このこの上ない幸福感とシーツにやさしく包まれて神に感謝しているころ、セックス中は女神のように見えた女の子が眠そうな顔をして、さっきは気づかなかった柄違いブラジャーとショーツを付け出したことだ。
オー、シット!!
柄が違う下着なんて!!
思い出す度に大声でそう罵ってやりたくなるよ。


でも彼女たちは意外と無頓着にそういうことをよくした。
普段は清楚なメイクをして僕とのセックスのためにちゃぁんとペディキュアまでしてくるくせに、下着やヴァ○ナにティッシュが着いている事には実に盲目だったりするのだ。

まぁ神経質すぎる短所こそ僕の欠点であるけれど、女の子には、女の子という存在とセットになって必ずチャームポイントを台無しにしてしまう耐えられない欠点があった。





「結局俊之は女の子が好きじゃないだよ。女の子のヴァ○ナや口がセックスの道具としてすきなんだろう?」
彼は僕にそういった。

「僕もそんな気がするよ。だからもう、僕はオナニーしかしないんだよ。」
事実僕は半年前から正式にお付き合いをする事がなくなっていた。
不意に始めたオナニーのほうが、女性ひとりを抱え込む性処理よりもよっぽど楽だ。
それに、もう気づいてしまったのだ。
自分のやっかいな恋心に。


彼は自分の部屋のソファーに寝転び天窓をみあげた。


夕方になって部屋は薄暗くはなってきたけれど、電気はつけなかった。
左の窓から夕焼けが見えて、真っ赤な弱々しい光が差し込んできた。

「俺はその方がいいと思うよ。本当に好きな人以外と俊之は付き合うべきじゃないよ。相手を傷つけるし、なにより俊之も傷つく。」

彼はなぜだか感傷的な言い方をした。

まるで自分だって傷ついているのだと表明するような物憂いた顔。
赤い光を浴びて光る、ダークブラウンの髪をそっとなでる。
堅くて、日に焼けてパサパサで、ちょっとだけ長めのその髪。


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