高崎龍之介の悩み 〜初恋〜-2
「っん……あ……」
それへ対抗するように、美弥は肉棒を舐めしゃぶり始めた。
互いの秘所からにちゃにちゃくちゅくちゅと、いやらしい音が響く。
しばらくして、降参したのは美弥だった。
「っぷあ……だ、めえぇ……!」
「何が駄目?」
目の前でヒクつく淫花を突起から菊花までゾロリと舐め上げながら、龍之介は尋ねる。
「くひぃっ……!!」
がくがくと、美弥の全身が揺れた。
「ほら、何が駄目なの?」
舌先を尖らせて、美弥の中に差し込む。
「あああっ……!!」
ぎゅっと肉棒を掴まれ、龍之介は顔をしかめた。
「みーや。何が駄目なのか、教えて?」
「か……体っ……イキ、そで……駄目……」
ようやく、美弥が口を開く。
「なんだ。好きなだけイッていいよ」
龍之介は肥大しきった淫核を、たっぷりと舐め回してやった。
「きゃあああああっ!!?」
龍之介へ大量の蜜汁を吐きかけ、美弥は気をやってしまう。
「はあ、あぁ……」
切なげに肩で息をする美弥の下から抜け出し、龍之介は枕元に置いておいたゴムを手に取った。
過日はMサイズが入らなかったので、今回はしっかり大きなサイズを入手してある。
龍之介はシールを破ってモノを取り出し、手早く装着した。
「行くよ」
伏せた体勢をした美弥の腰を持ち上げ、龍之介は不規則に収縮する秘穴へ亀頭をあてがう。
「……っあ……や……」
ぐぷうっ
「くひッ」
拡張感に、美弥は声を上げた。
「痛くない?」
慎重に腰を進めながら、龍之介は尋ねる。
「ん……平気」
腰周りの筋肉をできる限り緩めて楽に龍之介を受け入れられるよう努力しながら、美弥は頷いた。
だが美弥の秘裂は好きな男の肉棒が侵入して来る事を喜び、きつく締め上げようと収縮している。
「っく、ふ……ん……」
「っは……」
美弥と龍之介は、同時に息をついた。
最奥の堅い肉にぶつかるまで腰を進めると、龍之介は美弥を振り向かせて唇を重ねる。
「動くよ」
しばらく柔らかい唇を味わってから、龍之介は慎重に腰を動かし始めた。
ずりゅっ、ぐりゅっ、ぐちゅうっ、ぐちゃっぐちゃっぐちゃっ
美弥の胎内を撹拌するいやらしい音が、室内に響く。
「っんあうっ……ん、ふううぅあうっ……!」
前回は龍之介の大きさへ慣れるのに少々時間がかかったが、今回の美弥は早くも快楽を感じ始めているようだ。
「平気?美弥……」
美弥の体をいたわりながら、龍之介は腰を使う。
「はっ、あ、ああっ……くうっ、ふうん……へ、へ、いきっ……!」
美弥が感じている事を確認し、龍之介は微笑んだ。
「もうちょっと激しくするよ」
龍之介の腰の動きが加速し、美弥は悲鳴に近い声を上げる。
「あぁあっ、りゅ、の……けっ……!」
龍之介の体格に不似合いな巨きさの剛棒が膣内を余す事なくくつろげ、撹拌し、二人の肉体を一つに蕩けさせた。
「りゅうっ……ああっ、駄目っ……おかっ……しくぅっ……!」
のたうつ美弥に、龍之介は諭す。
「駄目じゃないよ。いいんだ、好きなだけおかしくなって」
龍之介は美弥をイカせるべく、もっと激しく腰を振り始めた。
くちゅくちゅという淫水音が、びちゃびちゃと連続して聞こえるようになる。
「やあっ、あああっ、駄目ぇっ!っあああああ!!」
一声叫んだ美弥が大きくのけ反るのと同時に、龍之介の勃起が激しく締め上げられた。
「っくう……!」
たまらずに、龍之介は仕切りの中へ白濁液をたっぷりと射出する。
「くはっ、はあっ……」
「あぅ、ふ……」
二人の荒い吐息が、室内に響いた。
萎えないうちに美弥の中から自身を抜き出した龍之介はゴムの始末をし、うっとりと目を閉じている美弥の隣へ寝転がってその髪を撫でてやる。
「……りゅーのすけ」
うっすらと目を開けた美弥は微笑み、身を擦り寄せて来た。