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俺と俺様な彼女
【コメディ 恋愛小説】

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俺と俺様な彼女 〜8〜-5

「で。何なんだ?」
「これ、な〜んだ?」
「・・・大人の飲み物。」
「正解〜。」
「何でそんなもん買ってんだよ。」
「馬鹿かお前。飲むために決まってんだろ。」
がしっ
「待て、俺が悪かった。」
「質問に答えやがれ。」
「まあ待て。いいか、落ち着いて聞け。まずお酒は普段の性格とは違う性格をさらけだす。」
「…まあ、そうだな。」
「もし、これを先輩が飲めば・・・」
「飲めば?」
「ひょっとしたら全然違う先輩が見れるかもしれん。」
「あほらし。」
「まあ待て。いいか、想像してみろ。甘えてくる先輩や大胆な先輩を。」
「・・・」
〜妄想1〜
「数馬〜。」
「うわわ、先輩どうしたんですか?」
「えへへ〜、あったか〜い。」
「ちょっ、先輩?」
「ねえ、数馬?私のこと好き?」
「好きですよ。」
「えへへ〜、私も好き〜。ねえ、数馬〜頭撫でて〜。」
「はいはい。」
「えへへ。大好き〜。」
〜妄想2〜
「数馬!!」
「うわわ、先輩どうしたんですか?」
「好き!大好き!」
「ちょっ、先輩?」
「・・・欲しい。」
「へ?」
「数馬が欲しい。」
「いやいやいや、先輩落ち着いて。ほら、色々と問題が・・・カテゴリとか。」
「だめ。我慢できない。んっ。」

「おい、数馬。」
「何だ?」
「とりあえず、その真っ赤な鼻血を拭け。」
「うぉ!?す、すまん。」
「世界中の人がお前みたいだったら戦争とか起きねえんだろうな。」
「面目ない。」
「で、どうする?やるか?」
「やる!!」
「鼻血垂れ流しながら笑うな。気持ち悪い。」

「おまちどぉ〜。」
「ごめんね、数馬君。」
「遅いわよ。」
「あはは、まあまあ。先輩、どうぞ。」
「ありがと。・・・何か変な味しない?これ。」
「いえ、別に。ねえ、八重ちゃん。」
「あ、はい。普通のオレンジジュースだと思いますけど。」
「そう?じゃあ気のせいね。」 気のせいじゃありません。先輩のにはばっちりアルコールが入っています。


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