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bass
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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bass-1

あなたの奏でる音
とても心地良い


低く響いて
何よりも あたしの目印になる


あなたがいなかったら
不安で歌えない



あなたの音が続くなら
滲んだ景色でも 平気



前に ここで
間違えた



あなたの音が 一瞬



あたしが欲しいのは
あくまで゛音゛


でも 答え以前に
切なくて



見繕う余裕を頂戴



悲しみの果て

笑顔の指先



狭いハコで
あなたの隣で


歌い続けるしか



あたしには




苦しいのは
歌い続けてるから

あなたのせいなんかじゃない


あなたを垣間見るのは


全身に響く音に
確信を持つ為





好きなんて


愛しいなんて





言える訳ないじゃない


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