S君の携帯。-2
先生:『…………………。』
生徒一同『…………………。』
生徒A:『(………は…………?)』
生徒B:『(………今の……まさか…メール受信音じゃなくて……電話着信音だったのか………!?)』
生徒C:『(てゆうか寸止め…!?かめ●め波寸止め………!?なんのつもりだカカ●ット……!!)』
S君『………先生…俺の携帯がなりました…』
生徒A:『(……あ〜あSのヤツ、アホだな〜……)』
生徒B:『(…え〜Kじゃないのかよ〜!?絶対アイツだと思ってたのに〜……)』
生徒C:『(……さよなら孫悟●、またドラ●ンボール7個集めて生き返らせてやるかならな……)』
S君が無言で、先生に携帯を渡した……。
S君はやはり無言で席に戻り、イスに座った……。
…次の瞬間。
「♪(ギュィ〜ン)か〜め〜は〜め〜波〜〜〜〜!!(ギュゥオオオォォォ〜〜〜ン……)♪」
生徒一同:『…………………。』
先生:『…電源切ってから渡さんか〜〜。』
生徒A:『(……電話してきてる相手、なんか急いでるみたいだな……)』
生徒B『(こっちはそれどころかじゃないけどな…)』
生徒C:『(……降参と見せかけて不意打ちのかめ●め波か…お前はすごいよ……なんだか勇気をもらった気がするよ…)』
以上、ある日の午後の話。