〜甘い果実〜-25
「ああっ…来てっ、来てぇぇっ!!」
「リグ…うぅっ!」
リグの胎内深くに挿入したまま、ケインは思いの丈を解き放った。
「あうっ…あ、ああああああああああ〜〜〜〜っ!!」
僅かに遅れて、リグもまた自身のうちを灼く熱い感触に絶頂する。
「リグ……」
「ああ…出てるよ…………いっぱい、ボクの中に……」
うっとりと、幸せそうな表情でリグは自分のお腹に手を乗せた。
「ケインちゃん……」
「どうした、リグ?」
「もう一回…キスして……」
「ああ、良いとも」
微笑で答えると、ケインはリクエストに応じてやった。繋がったままで、熱く口付けを交わす。
「…愛しているよ、リグ」
たっぷりとしたキスの後、リグもまたにっこり微笑んだ。
「ボクも…愛して、います」