※war※-2
『最後の生き残りだ!』
――足はガクガクと震え。
『いたぞっ!!』
――銃を持つ手も震えていた。
『撃てぇっ!』
――目からは涙を流していた。
『ダダァンッ!!』
ここは戦地。また一人、戦争という巨大な影へと消えていった。その中にどれだけの人の魂があるのだろう?……影へ消えていった者達は…未来永劫苦しみ続ける。何百年も、何千年も。平和が訪れても忘れてはいけない。死んだ人達を。
そうこれは戦争、ただの殺し合いだ。