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a WAVE
【エッセイ/詩 その他小説】

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a WAVE-1

1人過ごすこの部屋1つ
舞降りた日々には
どうしようもない
寂しさだけ残り
あなたの指差す先の
雲間からこぼれる光を
眩しそうに遮った
あなたの隣で
細くなった目を
これ以上ないってぐらい
愛したくて
触れようと手を伸ばすあたし
すり抜けた指にだけ
あなたの優しさが刻まれ
また前に進めない
好きになったのと同時に
崩れてった壁の欠片
並べてみても良いけど
夢だと言ってしまわないでね
時にすがり
あなたばかりを
犠牲にしてきたね
ごめんなんて言葉
似合わないから少し
ためらいがちに笑うよ


2人越えたこの道1つ
とぼけては隠した
どうしようもなく
頼りなく支えて
あたしの夢こぼす前
溢れそうな言葉紡いで
なるべく優しく言って
あなたの隣は
どんなだったかを
これ以上ないって風に
伝えたくて
さらわれるのをいつまでも待ち
疲れてるのも忘れ
ひたすら叶える力持つ
もし2人離れたら
好きはきっと忘れないね
失ってく自らさえ
並べてみても良いけど
嘘だと言ってしまわないでね
仮に例え
あたしなんかを
愛そうとしないで
ごめんなんて台詞
似合わないから少し
ためらいながら笑ってて


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