世界のカタチ-1
世界はね、自分中心で回ってるの。でもね、別に他人の存在を否定するとか自分は特別扱いされるべきだなんて思い上がったり、そういう意味じゃないの。
この世界を生きるのは自分なんだから、自分がどれだけ世界を形作れるかってのは自分次第なんだよね。
自分の見える・聞こえる・触れられる・感じる範囲、その瞬間だけが自分にとっての世界。それは一人一人が持っててみんな色んな形があって。そんで、他人の世界に近づいて自分もその形を見たり、真似たりしてるうちにその形を覚えちゃって知らないうちに自分の世界の設計図に加えちゃったりなんかしてね。
だけど他の世界を知らなければ自分の世界の設計図は変化しないから…ずっと同じ形のままなのかな。
たとえば、パズルのピースみたいに、誰かの世界に繋がってみたり自分の世界に繋がられてみたり。さっきまでピッタリはまらなかったのに、はまったり。
そうすることで他人を知ったり自分を知ってもらえるんじゃないかな。
たぶん、ホントの[世界]のカタチなんて誰も知らないの。
ただ、最期の時に残るのは自分の世界なんだよね。
自分だけの、ね。
さぁ、私はどういう[世界]を創れるだろう!!