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壁時計
【熟女/人妻 官能小説】

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壁時計-7

「浜本君、すごく上手。でも、このままだと、私すぐいっちゃうわ。……今度は私にさせて」

 茉琳は、ベッドの上に腰を下ろした浜本の股間を探った。バスローブの下、ブリーフの上から膨らみに触れる。なぞるように指を行き来させると、その下の熱いたぎりが伝わってきた。浜本は目を閉じて、人妻の愛撫を受けている。

「もっと、強く、揉んで」

浜本の言うとおりに、茉琳は男根のあたりをキュッ、キュッと絞め上げた。たちまちのうちにそれに固い芯が通り、肉棒となって頭をもたげてくる。

「元気なのね。もうこんなに固くなっちゃったわ」

 浜本は目を開けて、そう言う茉琳を見た。着崩れたバスローブから、つやつやと光る肩、翼を広げたような鎖骨、こんもりと膨満した乳房とその先のツンとした乳首が見える。男根を弄る手の動きに合わせて、それがうねるように動くさまはたまらなくエロチックだ。

「狩野さんが、すごく、うまいから……」

浜本の手は、ベッドカバーを握り締めている。

「横になって」

浜本に声を掛けた茉琳は、バスローブの裾をはぐってブリーフに手を掛けた。自然に腰を浮かせる浜本。下着を引き剥がした茉琳の目の前に、屹立する固い肉弓が現れる。

「立派だわ。濡れてきちゃう」

「見せて。狩野さんのあそこ、見てみたい」

「フフ、それは、あとでね」

 若い肉棒を手に取った茉琳は、その固さと熱に躯の芯を灼かれる思いがした。指で作った輪を大きくしたり小さくしたりしながらゆっくり上下させると、浜本は呻き声を出しながら、顔をゆっくり左右に振った。

「ああ、なんていいんだ……」

 赤く怒張した先端の膨張部は、分泌される透明な粘液で濡れ光っている。それが茉琳の手の動きによって包皮にまで伝わり、指先を濡らした。
 浜本の体液が潤滑油となって、茉琳の指の動きが速度を増した。それに連れて、浜本の喘ぎ声も短く、激しいものに変わっていく。全体がびしょ濡れになった欲棒をしごくと、ズチャッ、ズチャッと淫らな音が響いた。浜本は、茉琳の手のリズムに合わせて腰を上下動し始めている。その甘い振動が、茉琳の官能を揺さぶった。男の興奮に同期して、自分も高まっていく。濡れた女陰のあたりから、躯の中心を通って脳天までバチッ、バチッとスパークが飛ぶ。

「ああ、いく、いく。ああーーっ」

 その声が終わるか終わらないかのうちに、シュピュッ、ピュッ、と白い飛沫が閃光のように走った。その後はドクドクとおびただしい量の精液が噴き出してくる。その間中、浜本は小さく唸るような声を立てていた。


「すごく、いい気持ちだった」

 浜本は満足そうに言った。ティッシュで浜本の体液の始末をしている茉琳も、艶っぽい笑顔を彼に向ける。

「私も」

 やがて、何枚ものティッシュがカリフラワーの玉のようになった。茉琳がそれを捨てに行く間に、浜本はベッドを下りてベッドカバーをはぐった。
 浜本の待つベッドに向かうとき、茉琳は内股を伝って愛液が伝い下りてくるのを感じた。躯の中の肉欲は、熾火のように残っている。それは再び炎を吹き上げ、身も心も燃やし尽くすだろう。茉琳の躯は、絶頂の予感めいたものに疼いた。
 ベッドの上で、再び二人は抱き合い、口づけをした。そのままバスローブに手を掛ける浜本に、唇を離した茉琳は囁く。

「灯りを落として」

 ベッドの周りの、ほのかな光の輪が二人を包んだ。茉琳の首筋を撫でる浜本の手は、肩、胸と下りていき、遂に太腿の間に忍び込んでいく。

「あ、ああっ」

 パンティ越しに股間を探る浜本の指に動きに、思わず茉琳は男の肩にしがみついた。

「すごい……すごく濡れている」

 少し触れただけでもヌラヌラと指先を濡らす茉琳の女陰の高まりに、浜本は驚嘆したようだ。茉琳の躯を横たえると、もどかしげに、その身にまとった物を剥いでいく。少しずつ露わになっていく人妻の柔肌の吸い付くような感触と男の心をとらえて放さないフェロモンに、浜本は顔を擦りつけ、ねぶり、甘噛みをして自分と茉琳を高ぶらせていく。茉琳は浜本の体に腕を絡ませ、その素肌に触れようとした。その動きに気づいた浜本は、柔肌への愛撫を続けながら、バスローブを脱いだ。その間も、茉琳の手は浜本の腕や胸や横腹を悩ましげに撫でさすった。 パンティに手を掛けた浜本は、それを一気にずり下ろした。恥ずかしげに下半身を自分とは反対側に向けようとする茉琳の動きを、太腿に手を掛けて制止した浜本は、その手で膝をこじ開けるように推し進めていく。

「ああっ、うう、あっ、うんふっ」

 甘い呻き声を出す半開きの口を浜本の口で塞がれた茉琳は、女陰をいたぶる男の腕と交差するように腕を伸ばして男根を探った。それはすでに挿入可能な程度までに回復している。そのことを確認したとき、膝がゆるんだのか、浜本の指がかなり大胆に、蜜壺の中を弄乱し始めた。

「あっ、ううーっ、ま、待って。待って。……まだ、いきたくない。もっと愉しみたいの」


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