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寒い朝に思うのは‥
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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寒い朝に思うのは‥-1

空気が冷たい

今日みたいな朝には

どうしてもアナタを
思い出します


過去にしたハズだった
苦い
思い出


忘れたハズで

うまく笑えてるハズで

なのにこんなにも

心から溢れ出す思い


何度叫んでも
何度泣いても
アナタはもぅ戻ってはこないのに

かじかむ手を
アナタのポッケにいれたあの一時

温かい飲み物を分け合ったあの一時

別れ際に離す
手の暖かさ


全てがまだ
リアルに残ってる


叶わない想いなら
いっそアナタを嫌いになりたいよ

そうしたらまた平穏な日々がアタシに訪れるのに

アナタに抱かれた夜も

アナタがアタシを呼ぶ声も

アナタが見せた最後の笑顔も

まだこんなにもリアルに焼き付いてるのに



こんな寒い朝

アナタを思い出す

アナタの隣には
誰かがいて
アナタの手を温めてくれているといいな


そんな寒がりなアナタがアタシは大好きでした


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