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恋心粋
【制服 官能小説】

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恋心粋〜喰花〜-3

「あっ、ほのかさん?」
 助手席で弥花を抱えながら、仁忍は若月家に電話を掛けた。出てきたのは、弥花の母・ほのか。
 帰りが遅くなることを伝えるためだ。
 手首は解け、黒の靴下以外は全裸の弥花は、仁忍と繋がっていた。
 背中を預けながら、膣に収まっている肉棒の付け根を指の腹で撫でる。
 仁忍は仁忍で右手に携帯、左手で弥花の乳首を弄ぶ。
「…っ、っ、……っっ…」
 声を出す訳にはいかない代わりに、あ○こがぎゅうぎゅうする。
「おおきに〜〜」
 ようやく母のOKが出たらしい。
 電源を切り早速、弥花に強く一突きする仁忍。
「んああぁ!!」
「俺を狂わせる気か?ったく、締め付けやがって…」
「…知る…か…」
「ふふん、生意気」
 顎を掴み口づけては、勢いよく突き上げる。
「あはあっ、あん、いっ、いい――――っ!」
 ポルシェが揺れ、霞んだウインドウは二人の熱気でまた曇り始めた。



 その後、街に出てV.Wのワイドカラーワンピースと靴を買ってくれた。
 制服が精液で駄目になったからだ。
 食事もしたが、仁忍の手や口や体が気になって…味さえわからない始末。

(さっきまでしたばかりなのに……)

 快楽の名残が、首筋に乳首に秘部に集まってくる。
 じわり、じんわりと…。
 自己嫌悪する弥花を見透かすように、にやにやする仁忍。
 それでも口に出さない。人前で喧嘩になるのがオチだからだ。


 帰り道に、また一交。
 拒んでも覚えたての体が裏切る。悦ぶ。

(よりによって仁忍とは!)

 若月家に戻った弥花はすぐ、自分の部屋に駆け込んだ。
 家族と顔を合わせる自信がなかったから…。
 一番の癪の種に、一番の価値を奪われたのだ。
 元より能のため、恋愛感情は二の次。
 処女は最高の切り札。
 将来のために、高く売り込むつもりだったのに…。
 とんだ大誤算―――!


 あ〜〜〜〜〜
 自分にムカつく!!!


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