優しい風@-1
『あ、あの!斉藤くん!』僕はその声に振き答える。『なに?高橋さん』顔を真っ赤にしながら彼女はこう言った。『ア、アドレス教えてもらっていいかな?』『うん、もちろん。』僕は微笑みながらも返事した。だけど本当はとってもびっくりしていたんだ…彼女はクラスで一番の美人と言われていたから…
優しい風?
僕の名前は、斉藤忍。高校?年です。まさか高橋さんにアドレスを聞かれるとは思いもしなかった。同じクラスだけどあまり話ことなかったんだ。彼女はいつも明るくて同性にも異性にもすごい人気がある。僕はと言うと、僕の性格をクラスの友達に聞いたところ、クール…だそうだ。僕はこれでも社交的に過ごしてるんだけど(笑)
その日の夜、高橋さんとメールをした。内容はこれからもよろしく的なことと、簡単な自己紹介をした。彼女はとても元気でメールでもとてもかわいかった。僕が柔道部だと言うと、意外すぎ!っと予想以上に驚かれた。そして最後に『明日から、いっぱいいっぱい話そうね☆おやすみなさい☆』とメールが来た。早く明日にならないかなと、心からそう思った。
…つづく。