ホシノウタ-1
あたしを見下ろす
幾千もの星
手を伸ばす
届きそうで届かない
人の気持ちのよう
ここにいる幸せと
少しの震えを
この胸に押し込めて
後ろを振り返った
もう忘れたかな
あたしの日常を
変えてくれるもの
小さな温もりだけを
隣に縛っておいたの
足がつかないほど
深く遠くなってしまった
あたしを見守る
幾千もの星
手をかける
伝わりそうで伝わらない
人の想いのよう
こんな儚いものかと
一瞬戸惑い
胸を撫で下ろした
こうしてまた
この道に戻り
誰かの後ろ
必死に歩いてく
あなたの言う通り
あたしは弱い
だから支えて
どんなに脆くても
あなたがいれば
それだけでいい
それだけで
イキテイケルカラ。