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霧雨
【エッセイ/詩 その他小説】

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霧雨-1

少しの肌寒さと
少しの寂しさで
いつもより早く目覚める
昨日の言葉達
思い返して見る外の雨
荷物で溢れかえる
この窮屈な日々から
いつから逃げてた?
優しい眼差しと
暖かい気配りが
今のあたしの頼り
たくさんありがとうを
言いたかったのに
追われて気付いた
わがままかな
いつだってあった
あたしの居場所は
そこだけじゃないよ
どこにいたって
何をしてたって
居場所は見つかる
自分を信じて
重くのしかかった困難を
壁だと思わず歩き出す
いつか糧になる
信じてる


少しの勇気と
少しの希望で
あたしは成り立ってる
今のあなたの声
心強くあり続けるから
どんなに雨が吹き付けても
この退屈な日々また
嫌なら逃げない
あなたもいるから


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