罪人の塔〜2play mode〜-8
「なんで………なんでなんだよぉ………アタシがさぁ……アタシが何したっていうの………」
私がそう言うと、早紀が私の前に来て、急にしゃべりだした
「アナタが悪いのよ………」
一瞬、私は凍り付いた
「な…早紀、なに…言って…るの?」
早紀は酷く冷たい眼差しをこちらに向けてきた。なぜかその目は、怒りと憎しみに満ちていた
「なに…なんだよ早紀!!な、なんか…怖いって…そんな顔やめてよ!!」
早紀はそんな私を見て、ニヤリと笑った
「やっぱり…覚えてないんだね…?悲しいなぁ。あの夜、あなたは…」
アナタハ、私ヲ見殺シニシタノ……
何のことだか分からなかった
「さ、早紀……?」
ドンッ………
早紀は私を塔の上から突き落とした