秘中花〜初花〜-2
あ○こが熱い。切ない。
もっと、もっと…っ!
高ぶる官能で、ぬるぬると解れてきた秘穴を、さらに二本指で抉り回す。
「ふぎゃ…あああああぁぁっ!っ…ひぃ、いいっ」
表情の変化を目で追いながら、滾る欲望に強ばる亜蓮。
「…凛子、一度俺に抱かれたら、もう何も約束できない。それでもいいのか?」
「っはぁ、いいのっ!…はっ、あぁ、それでもっ、いいからっ!…っあ、亜蓮っ…!」
長いこと待ったのだ。
大人になるのを……。 もう子供じゃないのを……。
互いに交錯した想いが、凝縮され―――。
やがて、凛子は達した。
間を置かず、亜蓮に貫かれる。
「ああ―――――っ!!」
ゴリッとした圧迫感に思わず腰が逃げる。
しかし、それすら許されず一気に穿たかれた。
「っ、痛…ぃ…」
衝撃で、涙がこぼれる凛子。
腰を止めて、亜蓮は光るそれを吸う。
そのまま頬に鼻に瞼に項に…そして、唇に深く舌を埋める。
呼吸が絡み合う。
唾液が交り合う。
ふぅ…っと全身から力が抜け、花壺が熱く促すように蠢く。
「ぅ、ぐはぁ…っ」
うねる快感に思わず呻いた亜蓮は、猛々しく打ち込む。
「ん゛ぁあああああぁ!」
縛られた箇所から、膚が軋み啼く。
痛みは薄れ、疼きが深まる。
最奥まで来た灼熱が、肉襞いっぱいに広がる。
「あああぁ、やだ…っ、何、これ…っ、あぁ、駄目、駄目ぇ…っ!」
沸き上がる快感が内奥で孕む。膨れる。
「っ…逝け、凛、子…」
「んあ、あぁ―――…!」
不意に意識が途切れ、凛子は真っ白に翻弄された。
亜蓮もまた、深々と精を吐く―――…。
「16歳…、誕生、おめでとう…」
白濁と泡立つ液に、処女の赤が滲む。
花壺から溢れ出たそれは、名残惜しそうに紅い襦袢に零れ堕ちる。
やがて、―――白い淫花が咲く…。